こんにちは、おさやです。
カメラ生活も今年で4年目に突入し、そろそろカメラ女子なんて言える年齢じゃないのかなと迷い始めるようになりました。
今の私の仕事はカメラや写真からは少し離れてしまいましたが、この距離だからこそ楽しめる趣味として深く追求できるようになってきたような気がします。
個人的にはもっと写真を撮りに行きたいと思う時もあるのだけれど、このご時世なのでそれももう少し先の話なのかなと感じています。
今はコロナだけではなく九州地方の災害など少し日本が揺らいでいる時期、私にできる事は少ないけれど今できる限りのことを1つずつトライしていくようにしています。
そして今日はちょっと変わって、『写真の世界観』というテーマでお話をしていこうと思います。
普段のブログとは少し変わったテイストになるかもしれませんが、そこも楽しんでいただけると幸いです。
そもそも、私も世界観という言葉があまりよくわかりませんでした
私は今SNSの集客コンサルタントとしてお仕事をさせていただいているのですが、集客においても写真においても、世界観という言葉から逃げることはできません。
そしてこの世界観と言う言葉は、なかなかわかりにくいところでもありいろんな書籍でも世界観の作り方について語られていますがふに落ちる方は少ないのではないでしょうか。
世界観という言葉はイメージはしやすいけれど、それを人に伝えたり言葉にすると言うのはとても難しいなとつくづく感じています。
私も写真を初めて始めた時は、世界観と言う言葉に悩まされてかなりあちこちを移動していたような気がします。
もちろん世界観はやってみなきゃわからないこともあるし、自分の頭でどう表現するかを計算しなきゃいけないところもあります。
それを含めて私のこの4年間の人生のテーマは世界観をどう作るかということだったのかもしれません。
自分と対話して、他の人の視点をもらって、世界観を深めていくこと
そんな私がようやく世界観と言う言葉を掴み始めたのは、今年に入ってからのことでした。
それまでにいろんな下準備は自分の中であったのかもしれません。
私は何をやったのかというと、自分と向かい合う時間を増やしたり他の人から私はどう見えているのかと言う視点を見てもらっていました。
その中で行き着いた1つの答えがありました。
『世界観というものは作っていくのではなく深めていくものなのだな』ということです。
もちろん写真は記録的な要素もありながら、芸術としての可能性も秘めている二面性を持った表現方法だと思っています。
ただ、人によってそのバランスの違いがあるだけで、偏りながらもどちらかの要素が抜けてしまうということは絶対にないのだと感じ始めました。
そして写真を撮っていくうちにもう一つ気づいたことがあります。
それはどんなに写真について学んでも、自分が撮りたい写真しか撮れないんだなということです。
これは一見不思議に思えるかもしれませんが、誰しも持っている1つの感性なのかもしれません。
私自身いろんな機材や機種を使ってみて、どんなメーカーがいいかどのカメラがいいか試行錯誤した時間がありました。
カメラ雑誌も読みあさったし、いろんなSNSを見て写真について自分なりに情報を集めてみたけれど、自分が何が取りたいのかと言うことをはっきりさせることが1番の上達の近道だったのかもしれないと今は思っています。
芸術でも他の事でも言えることですが、ある程度自分のことを知るためには無我夢中で1つのことに没頭することが必要で、一つ一つそれらを振り返りながら次のトライに向けて改善を続けていくことが大切です。
写真の世界観は言い換えると、『自分の強み』なのかもしれない
長くくどくどと話をしてしまいましたが、最近私は写真の世界観という言葉を説明するとき、『自分の強みはどこにあるのか』という言い換えをしています。
というのも人によって得意な写真は変わるし、同じ機種や同じ設定をしていても一人一人その人なりの表現方法があるからです。
私の話をすると、私はフラットな写真を撮ることを心がけています。
写真を撮るときにうまく撮影しようとか、より魅力的に表現しようという考え方がなくなったんですね。
そのかわりその写真がどんな場所でもどんなシチュエーションでも馴染むような写真を撮るようにしています。
その人のプロフィールのアイコン写真が邪魔してもいけないし、作品を撮影する時も過度な表現は必要ないと思っているからです。
言ってしまえば私が最近撮る写真は作品と言うよりも、何かの材料に近いものなのかもしれません。
だから目立つものもないし、一見なんのテクニックもない普通の写真に見えるかもしれません。
それでも目立たないからこそ何か表現をしたいときに写真がしっかり馴染んでくれるし、変に悪目立ちしないというのが私の写真の強みなのかなと感じています。
あえて奇抜なものを狙うわけでもなく、かといって技術がないわけでもない。
フラットで使いやすくて場面によっていろんな顔をしてくれる、そんな写真を撮れるのも1つの才能なんじゃないかなと思うんです。
難しいことを言ったけれどこれが私の4年間写真を撮り続けた1つの終着点だと思っています。
ここまで来るのに4年、されど4年。
これを長いと感じるか短いと感じるかは人次第だと思いますが私はとても長く感じました。
だからこそ今こうして自分の考えを皆さんにシェアできるところまで、結論を出せることがうれしいです。
もしも世界観で悩んでいたり自分の写真の強みってなんだろうと悩んでいる人。
少し時間をおいて自分の写真を振り返ってみてください。
もしかしたら時間が経てばあなたも自分の写真の世界観に気がつくかもしれません。
待っている間に私が読んでとても参考になった本も紹介するので、よかったら読んでみてくださいね。
それではまたお会いしましょう。
Have a happy camelife!!