こんにちは。
春に東京CAMERAさんで購入して約半年経ってからようやく二眼レフを使い始めた沙矢佳(@a_n_koll)です。
二眼レフというかブローニーフィルム自体が初めてでフィルムを巻くだけで精一杯だった私ですが、やっとこすっとこ現像に出すことができました。
なんでここまで放置していたかと言いますと、
- 新しいカメラってなんか怖くない?(別に怖くない)
- 現像料金が高そう(貯金しろ)
- 二眼レフ重たい(筋トレしろ)
という主に上2つの理由で持ち歩いていませんでした。
ただ現像してみないとどうなるかわからないよね〜と思い、この度重い腰を上げて写真を撮ってカメラ屋さんに現像を出してきました。
まあ失敗したんですけどね笑
ただ私の失敗も誰かの成功になるのではないかと思い、この記事を書いている次第です。
ぜひ二眼レフにトライしようと思っている方がいらっしゃったら、この記事を先に読んでくださると幸いです。
もくじ
今回使ったのは国産二眼レフのYashicaflex(フジカラーPRO160NS)
この撮影で使ったのは大衆機として人気を博した国産二眼レフのYashicaflexです。
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大衆機ということもあって現在も手に入りやすく、中古カメラ屋さんなどで手に入れられると思います。
私は東京CAMERA2ndで購入したのですが、レンズもピカピカで動作も完璧。
貼り革だけ別のところで購入したので、実質5000円くらいで手に入れることができました。
Yashicaflexの中にもいろんな種類がありますが、この機種がどの型かはわかりません。(C型な気もする)
使ったフィルムはアマゾンでベストセラーになっている、『フジカラー PRO 160 NS』を使いました。
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とにかく今回はフィルムにこだわりもなく、とりあえず撮れればいいやと思って購入してみました。
天下のフジフィルムということもあって、初めてでも使いやすかったです。
話が逸れてしまいましたが、こんなコンディションで撮影を敢行。
この次のトピックスから失敗したポイントについて写真を交えながら語っていきます。
【注意1】アイレベルに慣れてるとウエストレベルファインダーが使いにくい
私たちが普段使っているファインダーはアイレベルファインダーと呼ばれるもので、その名の通りカメラを目線の位置まで持っていって撮影します。
それに対して二眼レフは上から下に見下ろす形でファインダーがある『ウエストレベルファインダー』なので、被写体に直接向かい合って撮影するわけではありません。
普段目線をまっすぐにして撮影することが多いため、私自身もウエストレベルファインダーでの撮影は慣れるまでとても時間がかかりました。
カメラを傾けるのもまっすぐが精一杯で、なかなか上に向けたり下に向けて撮影するのが難しかったです。
ウエストレベルファインダー、もうちょっと研究したいところです。
【注意2】二眼レフのファインダーは左右反転するからなかなか構図が定まらない
次にお話しするのもまたファインダーのお話です。
二眼レフの時代である1950~60年代はまだまだレンジファインダー機が主流だったため、一眼レフという構造はまだできていませんでした。
一眼レフはミラーで反射させたあともう一度ペンタプリズムという場所で反転させることで上下左右反転を防いでいます。
ただし二眼レフにはペンタプリズムという機構がないため、レンズを通してミラーで反転させたものがそのままファインダーに写っているのです。
これがなかなかの曲者でして、右に動くとファインダーは左に動き、逆に左に動くとファインダーは右に動きます。
上下も同じ動きをするので、なかなか構図が定まらないのです。
そして先ほどもお話ししたウエストレベルファインダーの慣れないのも相まって、1枚撮影するのに5分以上かけていたような気がします。
二眼レフ初心者の方は一度家の中などで、撮影の練習をするのをオススメします。
【注意3】日中は特にファインダーが見にくいから絞る!
最後に設定ですが、絞りは絞っておいたほうがいいです。
フィルム一眼レフやデジタル機に慣れているとピント合わせなんて楽勝じゃん!と思いがちですが、二眼レフはそうはいかない。
特に日が強くなるお昼などはファインダーにも光が入るので、余計に見づらくなります。
F8~F11くらいにしておけばひどいピンボケにはならないと思うので、初めのうちはずっとピントが無限に合うように設定しておくのがオススメです。
初めてのカメラは難しい、でも楽しい
最後になりますが、初めてのカメラってこんなに難しかったっけというくらい二眼レフは奥が深いです。
きれいに撮れたなーと思って現像に出したらこれですから、次もきっとボロボロの写真が出てくるんじゃないかなと思います。
それでもやっぱり新しいカメラで撮影するのはドキドキして楽しいし、このドキドキのために私は撮影しているんだという気にもなりますね。
この記事を読んで二眼レフに少しでも興味を持ってトライしてくださると嬉しいです。
Have a happy camelife!
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