これでカンペキ!5分でわかるTAMRONのレンズ表記の読み方

TAMRONのレンズ表記の読み方〜2つの例でしっかり解説〜

純正のレンズが欲しいけど、やっぱり価格の安いサードパーティレンズに目がいってしまうのはよくあること。

ですがそう思って家電量販店に行っても、書いてある言葉がわからなくてどれを選んだらいいかわからないという方はいませんか?

特にサードパーティレンズで代表的なレンズメーカー、タムロンのレンズの表記の仕方は独特で私も読めるようになるまで時間がかかりました。

私の経験も生かしながら、今回のカメラオトメは『タムロンのレンズの読み方』にフォーカスを当ててお話ししていきます。

ズームレンズとズームできないレンズ(単焦点レンズ)の2つを例に、カメラ初心者でもわかりやすく解説していくので、ゆっくり読み進めていってくださいね。

タムロンのズームレンズの表記の読み方

まず最初にお話ししていくのは、タムロンのズームレンズの読み方についてです。

今回は『28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD(A010E)』という広角から望遠まで網羅したレンズを例に、一つずつ噛みくだきながら解説していきます。

このレンズは1本で全てを網羅できるから、レンズをあまり持ちたくないという人にオススメ!

このレンズの表記を一つずつばらしていくと、このように分けることができます。

タムロンのズームレンズの表記の読み方

焦点距離は50mmが基準|数字が小さくなれば広角、大きくなれば望遠

まず①を見てみると、28-300mmという数字が最初に並んでいます。

この数字はカメラの画角(カメラで撮影したときに実際に写る範囲を角度で表したもの)を表しています。

このレンズはズームレンズなので、28-300mmの範囲で自由に画角を変えることができます。

焦点距離は50mmが基準で、一番人間の見ている景色に近い画角と言われているよ!

28-300mmのレンズは、50mmよりも広角に撮影することができて望遠側に強いレンズだということがわかります。

そのため景色を撮るときにとても便利で、遠いところを近くに写したいときに大きな効果を発揮します。

Fの後に続くのは絞りの値|ズームレンズはズーム域によってF値が変動

次に②を見ていくと、F/3.5-6.3という文字列があることがわかります。

カメラについているレンズは光を取り込む量を調節することができ、『絞り』という言葉で表現します。

絞りを開くとたくさんの光を取り込んで明るいボケの強い写真を撮ることができ、逆に絞りを閉じるとくらいですがピントが合う範囲が広がります。

絞りを数値で表したものを『F値』と呼んでいて、一番小さな数字のことを『開放F値』と呼ぶよ!

このF値は小さければ小さいほどボケが強くて明るい写真が撮れると言われていて、単焦点レンズ(ズームできないレンズ)ではF値が1.4のものもあります。

今回お話ししているのはズームレンズなので、ズーム域によって開放F値が変動します

高級なレンズになるとF値が固定されて、かつF値も小さなものがありますが価格は変動するズームレンズよりも高くなります。

このレンズはF値が3.5-6.3の間で変動します

焦点距離が28-300mmと長いから、レンズが暗くなっちゃってるね

カメラはイメージセンサーによって画質が変わる|どのセンサーに対応しているかは自分でチェック

③ではセンサーに対して対応しているレンズについて表記されています。

デジタル化されたカメラ(デジタル一眼レフやミラーレスカメラ)では、フィルムに景色を焼き付けるのではなくセンサーで感知することで写真をデータとして処理しています。

このセンサーのサイズはフィルムカメラの一般的な規格35mm判を基準に作られていて、フルサイズやAPS-Cなど多くの種類があります。

そのためレンズもセンサーのサイズに対応したものが発売されていて、それがDiとローマ数字で表現されています。

タムロンのレンズの分類の仕方は3種類に分けられていて、一覧にまとめると以下のようになります。

  • Di:一眼レフの上位機種に多く、イメージセンサーが一番大きいフルサイズに対応している
  • Di Ⅱ:入門機〜中級機の一眼レフに多く使われていて、イメージセンサーはAPS-Cに対応している
  • Di Ⅲ:ミラーレスカメラに対応しているレンズ
注意
最近のミラーレスカメラでは一眼レフと同じ大きさのセンサーを搭載しているカメラも多くありますが、タムロンではDi Ⅲとして一つにまとめられています。

このレンズの場合は、フルサイズのセンサーに対応したレンズであることがわかります。

VCは手ぶれ補正

④のVCは、手ぶれ補正があるかないかについて表記されています。

手ぶれ補正はカメラを持ったときにグラグラと揺れて写真がピンボケしてしまうことを防ぐ機能のことで、現在では標準装備されている機能の一つです。

カメラは基本的にレンズ側に手ぶれ補正がついていることが多く、一眼レフではその傾向が特に強くなっています。

ボディ側に手ぶれ補正が付いている機種とは相性が悪いことが多いため、手ぶれ補正の表記がされていても機能が省かれているレンズもあります。

タムロンのモーターは全部で3種類

レンズがオートフォーカス(自動でピントを合わせる機能)をするためには、レンズ内部にモーターを組み入れることで作動させる必要があります。

最後に書かれている英語はモーターの種類で、超音波の振動を回転力に変換するモーターが2種類、モーターの回転力からフォーカスを合わせるタイプのものの3種類があります。

  • PZD:静音性に優れていて素早いピント合わせができる超音波モーター
  • USD:動きの多い被写体(スポーツシーン等)の撮影に優れた超音波モーターで、精度の高いピント合わせが可能
  • HLD:モーターのトルク(回転力)でピントを合わせるタイプで、高速から低速までスムーズなフォーカスができる

今回使われているモーターはPZDなので、超音波モーターが使われていることがわかります。

タムロンの単焦点レンズ(ズームできないレンズ)の表記の読み方

次に紹介するのは、タムロンの単焦点レンズの表記の読み方についてです。

単焦点レンズはズームできない代わりに高画質で明るいレンズになっていて、本格的に写真を練習したいという人にもオススメのレンズになっています。

今回は、『SP 35mm F/1.8 Di USD』というレンズを例に解説していきます。

こちらのレンズの表記も分解していくと、以下のようになります。

SPはタムロンの高設計シリーズ

まず最初に書かれているSPは、Super Performanceレンズシリーズと呼ばれていて、より高性能なレンズのシリーズになっています。

価格は普通のレンズよりも高くなりますが、それ以上に高品質なレンズを開発しているのでファンからの支持も高いです。

キャノンのLレンズみたいな感じだね!

単焦点レンズの焦点距離とF値は一定

次に焦点距離とF値を見ていきます。

焦点距離は35mmなので、50mmよりも少し広角になっていることがわかります。

そして開放F値が1.8なので先ほどのズームレンズよりも明るいレンズということもわかります。

広角レンズはレンズの設計上どうしても明るさが抑えられがちなのですが、このレンズはSPシリーズなのでレンズを明るく保っています。

 

またこのレンズもDiなのでフルサイズ対応、手ぶれ補正もしっかりついています。

モーターはUSDなので高速なピント合わせが可能になっています。

【補足】タムロンのレンズのモデル名について

タムロンのレンズにはそれぞれ焦点距離やF値などの情報の他に、『モデル名』という名前が一つ一つにつけられています。

レンズも日々進化しているものなので、同じ焦点距離で同じF値のものもどんどん発売されていっています。

そのためどのレンズがどれなのかわからない!という混乱を防ぐために、モデル名という形で別に表記がなされているのです。

今回紹介したズームレンズは『A010』、単焦点レンズは『F012』というモデル名がつけられています。

特に中古レンズを買うときにモデル名をチェックすると、誤ってレンズを買ってしまったということを防ぐことができます。

レンズの表記を読めるようになってタムロンのレンズを使い倒そう

この記事ではキャノンの単焦点レンズの表記の読み方と、ズームレンズの読み方についてお話ししてきました。

1つ1つが複雑なので最初はわからないところも多いかもしれないですが、この記事を何度も読み直していけばきっとどんどん意味がわかってくるはずです。

レンズ1つで写真はガラッと変わるので、ぜひこの記事を参考にたくさんのタムロンのレンズにトライしてみてくださいね。

 

Have a happy camelife.

この記事で紹介したレンズはこちら

 

 

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