初心者でも簡単!OLUMPUS PEN EE-3のフィルム室モルト交換チャレンジ

OLUMPUS PEN EE-3のフィルム室モルト交換チャレンジ!

こんにちは、まだまだ懲りずにジャンクカメラを集め続けている沙矢佳@a_n_kollです。

先月くらいから喘息を患ってからほとんど外出していないのですが、近所にカメラのキタムラがありいつも用事ついでに寄っていました。

そこは中古カメラ販売を専門に取り扱っている店舗で、ジャンク品でいろんなカメラやレンズが500円で手に入るんです。

今回もそんな感じでお宝探しにお店に足を運んでみたら、こんなものを発見。

オリンパスPENEE3

OLYMPUS PEN EE-3ちゃん!

フィルムカメラのOLYMPUS PENはもともと1枚の写真に2枚の写真を残すことができる「ハーフフィルムカメラ」で、EEシリーズとかEESシリーズとかDシリーズとかレンズやピントの合わせ方によっていろんな種類があります。

EE-3はパンフォーカスと呼ばれる固定焦点のタイプのもので、写ルンですみたいに買ってすぐに使うことができるのが嬉しいポイントです。

外観もきれいでレンズもファインダーもカビもくもりもない良個体がなんと500円でした。

(普通なら10000円で売ってるようなカメラです)

感光を防ぐためのスポンジ(モルト)が経年劣化で腐食していたくらいで、赤ベロもしっかり出てシャッターも切れたので即購入しました。

 

今回はこの手に入れたOLYMPUS EE-3のモルト交換の様子をレポートしていきます。

不器用な性格&雑い作業ではありますが、モルト交換に興味があるよという人はぜひ読んでみてください。

PENのモルト交換に使った道具を並べてみた

まずモルト交換で大事なのは『交換する道具』『広くて明るいスペース』

私は学習机をいまだに作業机として活用しているので、パソコンを置いていない右側で作業することにしました。

そして用意したのは以下の写真のものです。

PENのモルト交換で使った道具たち

暗くてよく見えないかもしれないですが、リストにするとこんな感じです。

  • キッチンペーパー(ティッシュだとボロボロになる)
  • 精密ドライバー
  • エタノール
  • 綿棒
  • 竹串
  • 交換用モルト(レーザーカット済)
  • (写真にはないけど)ブロアー

カット済みのモルトはAmazonから購入しました。

商品情報はこちら

ほんとはモルトは100円くらいで売っていることが多いのですが、超がつくほどぶきっちょな私は諦めてカット済みのものを買うことにしました。

カット済みのモルトは3台分ついているので、2回まで失敗できるということ。

最終的に全部使う結果になりましたが、それでも1400円しかかかってないのでよしとします。

カビてボロボロになったPENのモルトをエタノールできれいに落としていく

カビて粉状になったPENのモルト

これが今回のEE-3のフィルム室です。

白くなってもそもそしているのがはい、カビというやつです。

まずはエタノールを付けたキッチンペーパーと綿棒をうまく使って、このカビて粉状になってしまったモルトと糊を落としていきます。

カビを吸い込むと喘息が悪化しそうだったので窓を全開にしてマスクを装着して作業していたのですが、外気自体が敵だったという笑

エタノールも気持ち悪くなるので、必ず換気ができる環境で作業をしてくださいね。

作業用のエタノールは、こちらのガラス瓶に入れて使っています。

この入れ物に入れておくと必要量以上の液体が出ることがないので、めちゃくちゃ重宝しています。

エタノールをつけたキッチンペーパーでカメラを拭いていく

こんな感じでちょっと折ったキッチンペーパーの上からプッシュしていきます。

なるべくモルトの粉が飛散しないように、多めに付けておくといいかもしれません。(結構びちゃびちゃにしました)

きれいなキッチンペーパーでカメラ(PEN)全体を拭いていく

どうせ汚れてしまうから…と先に外観を磨いてしまうのがズボラな私。

エタノールをつけて金属を磨くとピカピカになるので、めちゃくちゃおすすめです。

ここはさっと拭いてフィルム室のモルトを取り除いていきます。

モルト交換のためにカビたモルトを拭いたらこんな感じ

ちょっと触っただけでもろもろになって崩れるモルト、なかなか剥がれない半世紀にわたって劣化した糊。

もはや戦争。

 

途中で糊部分に精密度ドライバーも使って傷つかないように糊を落としていきました。

溶けてドゥルドゥルになったモルト

一見楽しそうに見えるこの作業ですが、割と地獄です。

そして一応形になったのがこちらの写真です。

モルトと糊を剥がし終わったオリンパスペン

フィルム部分の上下とその脇、フィルム室の蓋の計4ヶ所のモルトをきれいにしました。

そしてここまでかかったのが1時間。

まじめに辛い

きれいにしたところにカット済モルトをまっすぐきれいに貼っていく

そしてクライマックス兼一番の難所、モルトを貼る時間がやってきました。

工作とかが好きな人はこういう作業も得意かもしれませんが、不器用に振り切った私の腕できれいに貼れるはずがありません。

ここも相当苦戦しながら貼っていきました。

モルトを貼るときは事前にエタノールをつけておく

カット済みモルトは両面テープ付きなので、剥がしたらそのまま粘着がついてしまいます。

その粘着が強いこと強いこと…。

というわけですぐにくっつかないように、粘着部分に綿棒に浸したエタノールをべちょべちょつけていきます。

粘着部分につけたエタノールはすぐに乾いてしまうので、水浸しレベルでやると初心者でも貼り直しが簡単です。

こんな感じでモルトを貼っていく

まずは簡単そうな脇の部分から固めていきます。

モルトがないとフィルムカメラは感光して変な写真になってしまうので、正確にしっかり貼ることがとても大切。

フィルム部分の上下の溝はとてもやりにくいので貼る場所だけ粘着を剥がしながら、エタノールをつけてゆっくりやっていくとうまくいきます。

上部分にあるフィルムの巻き上げ部分はモルトがなくても大丈夫だそうですが、私は不安だったので竹串で間に通してしまいました。

モルトを貼り終わったPEN

見にくいですが、モルトを全て貼り終わった写真です。

あとはモルトのゴミをブロアーを使って、吹き飛ばせばもう使うことができます。

ここまでかかった時間は2.5時間ほど。

時給換算してトータルしたら4500円くらいですかね、まあ許容範囲です笑

お疲れ様、自分!

モルトが交換できるようになれば、扱えるフィルムカメラの数がもっと増える

デジタルカメラではあまり見なくなってしまったモルトですが、50年以上経っていれば劣化してしまうのも当然です。

特にチープなカメラだと裏蓋にびっちりモルトを貼って光線漏れを防いているので、モルトがないと使い物になりません。

ジャンクカメラの中にはモルト劣化も含まれていて、貼り直すだけで使うことができるカメラもたくさんあります。

そういうカメラを拾って楽しむのも、フィルムカメラの一つの楽しみ方です。

 

ぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね。

Have a happy camelife!

 

今回購入したカメラの情報はこちら

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