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キャノンのレンズの表記の見かた!2つの例でカメラ初心者でも読み方がわかる

キャノンのレンズ表記の見方!カメラ 初心者でもすぐにわかる

「キャノンのレンズが欲しいけど、どうやってレンズを選べばいいのかわからない…。」

そうやってお店の前で立ち尽くしてしまった経験はありませんか?

沙矢佳

私もカメラ屋さんで働いていますが、キャノンのレンズはとっても複雑!

特にデジタルの写真はイメージセンサーとレンズの質で大きく変わってくるので、レンズ選びはとっても大事なポイントです。

今回の記事では特にユーザー数の多い『キャノンのレンズ表記』をメインにお話ししていきます。

単焦点レンズ(ズームができないレンズ)とズームレンズの2つの例でじっくり丁寧に解説していくから、カメラ初心者でもだんだん理解できるはず!

この記事を何度も読み直して、あなたのレンズ選びに役立ててください!

イメージセンサーについて

イメージセンサーの基本は、『画素数?イメージセンサー?カメラを買うときにまずチェックするところはココ!』で学べます!

キャノンの単焦点レンズのレンズ表記の見かた

まず最初にお話しするのは、キャノンの単焦点レンズの見かた。

この例でご紹介するレンズは、『EF 50 F1.8 STM』という単焦点と呼ばれるズームができないレンズです。

お値段もお手頃なこのレンズを表記ごとに分解していくと、このような形になります。

単焦点レンズのレンズ表記の見方

沙矢佳

レンズの表記を4つにわけて、一つずつ見ていきましょう!

①:EFマウントはEFとEF-SとEF-Mの3種類!まず手持ちのカメラを確認しよう

カメラとレンズをつなぐ部分のことをマウントと呼び、キャノンは『EFマウント』という名前がつけられています。

このEFマウントのレンズは3種類があり、カメラの機種によって変わってきます。

  • EF:上位機種に多く、イメージセンサーが一番大きいフルサイズに対応している
  • EF-S:入門機〜中級機に多く使われていて、イメージセンサーはAPS-Cに対応している
  • EF-M:ミラーレスカメラに対応しているマウント、一眼レフには対応していない

今回の例では、EFとついているのでフルサイズ対応のレンズということがわかります。

どのレンズを買うかはお手持ちのカメラによって変わってくるので、しっかりと確認しましょう。

②:レンズの焦点距離を確認!単焦点の場合は数字が固定されている

次に見るポイントは『レンズの焦点距離』です。

レンズには一つ一つ焦点距離が決められていて、50mmが一番人間の見ている画角(カメラで撮影した際、実際に写る範囲を角度で表したもの)に近いと言われています。

50mmより数値が小さくなるとより広角側(写る範囲が広くなる)に、数値が大きくなると望遠(写る範囲が狭くなって、より遠くが撮れるようになる)に近づくので用途に合わせてレンズを変えていくとバリエーション豊かな写真を撮ることができます。

フルサイズのレンズでは焦点距離をそのまま換算しますが、APS-Cのイメージセンサーを使用している場合画像を引き伸ばししているので【表記されている焦点距離×1.5倍】で考える必要があります。

この例の場合はフルサイズ対応のレンズなので、50mmをそのまま焦点距離として換算します。

③絞りの数値は低いほど明るくてボケのある写真が撮れる

次にお話しするのは、Fから始まる数字についてです。

この数値は『絞り』の数値を表していて、Fの値が小さいほどボケ感のある「一眼レフらしい」写真を撮ることができます。

単焦点レンズだと広角の場合は数値が高いものが多く、望遠に近づくほど数値が小さくなる傾向があります。

この例の場合はF値が1.8まであるので、大きくぼかすことができるレンズであることがわかります。

④モーターはSTMとUSMに分かれているから、予算に合わせて使い分けよう

最後についている英語表記は、レンズに使われているモーターの種類が書かれています。

キャノンのレンズに使われているモーターの種類は主にUSMとSTMの2種類で、STM(ステッピングモーター)は特に安価なレンズに使われていることが多いです。

STMは2012年6月に開発された比較的新しいモーターですが、超音波を使うUSMに比べると少し機能が劣るのが特徴です。

この例で使われているレンズはSTMなので、他のレンズよりリーズナブルに手に入れられるレンズになっているのがわかります。

キャノンのズームレンズのレンズ表記の見かた

次にご紹介するのはズームレンズのレンズ表記の見かたです。

レンズの例でご紹介するのは、『EF 24−70 F4L IS USM』というレンズです。

先ほどのレンズに比べて価格もぐっとあがりましたが、こちらも表記ごとに分解していくと以下の図になります。

ズームレンズのレンズ表記の見かた

少し表記が増えてわかりにくくなっていますが、こちらのレンズも5つに分けてお話ししていきます。

①EFと書かれていたらフルサイズ対応のレンズ

先ほどもお話しした通りEFマウントにはレンズが3種類あるのですが、この場合もEFと書かれているのでフルサイズに対応したレンズであることがわかります。

ズームレンズの焦点距離は広角側と望遠側の2つの数値が書かれている

ズームレンズの焦点距離の場合広角側(数値が小さい方)と、望遠側(数値が大きい方)の2つの数字をハイフンでつなぎます。

このレンズの場合は標準ズームなので、数値の幅にあまり違いのないレンズになっていることがわかります。

ズームレンズの絞りは高いものはF値が変動しないが、安いものだと変動するタイプのものが多い

次にお話しするのは、先ほども出てきた絞りについてです。

こちらのレンズの場合はどの焦点距離にしてもF値が変わらないのですが、基本的にズームレンズは焦点距離によってF値が変動します。

F値が変わらないズームレンズは高級路線のものに多い傾向があります。

またこのレンズの後についている『L』はLレンズと呼ばれる、キャノン独自の技術を採用した特別なレンズという意味がつけられています。

Lレンズは価格が高いのが難点ですが、耐久性や衝撃にも強く防塵防滴加工もしっかりついているので長く質の良いレンズを使いたいという方にオススメのレンズです。

AMAZONや楽天だと定価よりも安価で買うことができるので、ぜひ一度インターネットで調べてみてください。

④:手ぶれ補正がついているのはボディだけじゃない!レンズにもついているものがある

ISという表記は『手ぶれ補正がついているレンズ』という意味です。

基本的にカメラの手ぶれ補正は本体側についていることが多いのですが、レンズにもついているとさらにブレのない写真を撮ることができます。

ボディ側だけでなくレンズでも手ブレを補正したいという方は、IS表記のついたレンズを探してみるのがオススメです。

USMは超音波モーターが使われているレンズでその中でも2種類あるからしっかり確認

最後にお話しするのは、先ほどもお話ししたモーターの種類です。

この例で使われているモーターはUSMと呼ばれる超音波モーターで、ングタイプUSMマイクロUSMの2種類があります。

例で使われているのはリングタイプUSMで、自動で焦点を合わせるオートフォーカスとリングを回して焦点を合わせるマニュアルフォーカスの2つを使い分けることができます。

もう1つのマイクロUSMはフォーカスの使い分けができないレンズですが、価格が安いためレンズを安価に手に入れたいという人にオススメです。

MEMO
モーターの性能はUSMの方がSTMより上です。

レンズの表記を読めるようになってキャノンのカメラを使い倒そう

この記事ではキャノン単焦点レンズの表記の読みかたと、ズームレンズの読みかたについてお話ししてきました。

1つ1つが複雑なので最初はわからないところも多いかもしれないですが、この記事を何度も読み直していけばきっとどんどん意味がわかってくるはずです。

レンズ1つで写真はガラッと変わるので、キャノンユーザーの方はこの記事を参考にたくさんのレンズにトライしてみてくださいね。

 

あなたのカメライフがより充実したものになりますように!

今回この記事でご紹介したレンズはこちら