こんにちは、沙矢佳(@a_n_koll)です。
カメラブログを運営する中で、カメラことや写真の撮り方についてたくさんの質問をいただくようにもなりました。
そこで言われるようになったセリフがあります。
「私カメラが苦手なんです!どうしたら沙矢佳さんのような写真が撮れるようになりますか?」
「写真をうまく撮るコツってありますか?もっと写真が上手くなりたいんです!」
そして2つの質問の意図を深く聞いていくうちに、写真が苦手だと思っている人たちに共通する4つのポイントがあることがわかりました。
- 「上手い写真」を撮ろうとしているけど具体的なイメージが自分の中にない
- カメラを持っていても使い方をわかっていない
- 構図を考えずにシャッターを切ってしまっている
- あまり写真を撮っていない、経験不足
今回の記事ではこの4つのポイントについて私なりの意見や提案をしていきます。
上手い写真を具体的にイメージできるようにする
上手い写真を撮りたい!もっと素敵な写真を撮りたい!と思っている人はたくさんいるけれど、具体的に上手だと思う写真をイメージすることはできますか?
確かにテクニックがたくさんあってきれいに編集されている写真は「上手な写真」なのかもしれません、でもあなたの心が動かなければその写真はただの写真でしかなくなってしまいます。
だからこそ「上手い」「きれい」といった言葉にとらわれず、「自分の心が動いた写真」を探してみてください。
自分の好きな写真をInstagramで検索をかけてみてもいいし、書店で写真集やフォトブックを手に取ってみるのもオススメです。
「私はこんな風な写真が撮りたいんだ!」と思える人を見つけることで、今自分に足りない表現や経験がわかってきます。
私はカメラを始めた当初、Instagramをずっと見続けていました。
「自分はどんな写真をきれいと思うんだろう」、「どんな表現をすれば素敵な写真が撮れるようになるんだろう」と人気のハッシュタグをずっと遡って見たり同年代のインスタグラマーの人をひたすらフォローして真似していました。
そんなことを3ヶ月ほど続けていくと自分がどんな写真が撮りたいのかわかってきて、どんな構図で撮ればいいのかなどが頭の中でイメージできるようになってきたのです。
自分の好きをとことん追求していく作業はとても大事なこと。
どんな写真を撮ったらいいのかわからなくなったら、自分がいいと思ったギャラリーをひたすら研究してみてください。
私のオススメのインスタグラマーさんはゆるふわ写真で大人気のあんじゅさんです。
あんじゅさんの独特の世界観が大好きで、私のふわふわした写真のルーツはあんじゅさんからきています。
私はどんな写真が好きなんだろうと迷ったとき、いつもあんじゅさんの写真を見て思い出すようにしています。
カメラの機能を知る
「一眼レフやミラーレスカメラで写真を撮っても、思い通りの写真を撮ることができない。」という人は大抵カメラで何ができるのかということを知らないということも多いです。
カメラを買ったときについてくる取扱説明書を読めばカメラの全てが書いてあるものの、冊子の分厚さとモノクロの説明文で読む気がなくなってしまうんですよね。
カメラ本体の使い方がわからないものだから全てフルオートで撮影してしまうと、構図以外の全てをカメラに任せることになります。
カメラに任せきりの撮影スタイルによって、理想の写真と実際にできた写真のギャップが生まれるのです。
カメラ本体には様々なモードがついていて、撮影者の思い通りに撮るためのモードやサポートする機能がたくさんついています。
そういった機能をしっかりと使いこなすことで、ようやく自分の思っていた写真が撮れるようになります。
カメラオトメのカメラ講座ではカメラ初心者向けの記事がたくさんあるので、ぜひ読んで活用してください。
カメラの基本の構図を身につける
カメラが絵を描くときの筆だとしたら、構図は絵を描くときのテクニック。
写真にルールはありませんが、基本の型をマスターすることでさらなるステップアップをすることができます。
私も最初は構図のことなんて全く知らなくて、思うがままに撮った写真をみてもらおうと思っていたときがありました。
ですが構図についての理解を深めていくうちに、写真が驚くほど変わったのです。
写真の構図については別記事でまとめたので、そちらを参考にしてください。

構図について学んでいくと自分がいかに適当に写真を撮っていたか、他の人の写真が基本にのっとったものかということがわかってくると思います。
カメラ初心者の人は、基本の構図を身につけて安定した写真を撮ることを目標にしていくのがオススメです。
とにかく写真を撮って見返すクセをつける
目標もわかった、カメラの使い方もわかった、構図についても理解した。
ならもう撮るしか選択肢は残されていません。
撮ってください、シャッターボタンを押してください。
同じ被写体を何枚もいろんな角度から、いろんなモードから、いろんな設定をして撮って1番しっくりきたものを見つけてください。
家に帰ってそのしっくりきたものたちを並べてどこがいいと思ったのか、目標の写真とどこが違うかなどを見返していくとさらなる自分の改善点がわかってくると思います。
そうした繰り返しをすることでどんどん撮影スキルは上がっていきます。
初めはどの写真がいいのか悪いのかもわからないと思うので、少し期間をおいて見るのもオススメです。
そうやってトライアンドエラーを繰り返していくと、どんどん過去の写真が下手くそになってくるはずです笑
上手くなる道は撮るしかありません。
ひたすらに撮って撮ってスキルを身につけていくのが最短で最速の道です。
写真をInstagramにアップしてモチベーションをアップに使うのもGOOD。
あなたの写真は必ずもっと上手くなる
ここまでの話を一旦まとめるとこんな感じになります。
- 上手い写真を具体的にイメージできるようにする
- カメラの機能について知る
- 写真の基本の構図を身につける
- とにかく写真を撮って見返すクセをつける
実はシンプルなことしか言ってないということに気がつきましたか?
シンプルだからこそおろそかにしがちな基礎をしっかり固めると、あなたの理想の写真にぐっと近づくはずです。
カメラの基本と自分の好き(センス)をとことん追求して、あなただけの写真をたくさん増やしていってくださいね。
Have a happy camelife.