こんにちは、沙矢佳(@a_n_koll)です。
2017年4月にソニーのミラーレス一眼、【SONYα7Ⅱ】を購入してから半年が経ちました。
カメラを半年使い続けてみると買ったときには気がつかなかった機能もそれなりに使いこなせるようになってきました。
特にカメラは相性がとっても大事です。
Sony α7ⅱに切り替えた当時私はカメラ歴1年半のペーペーだったので、中級機にグレードアップするのはとても緊張しましたが、買い替えて後悔はしていません。
今回の記事ではSONYα7Ⅱを半年使ってみて、わかったことをカメラ初心者の目でレポートしていきます。
機能面、画質面、その他気がついたことの順にお話ししていきますので、気になったところから見てくださると嬉しいです。
沙矢佳
もくじ
SONYα7Ⅱはボディ内手ぶれ補正がついたフルサイズミラーレスカメラ
SONYα7Ⅱは2014年12月発売されたミラーレス一眼カメラで、SONYα7の後継機の機種です。
SONYα7の軽さやコンパクトさはそのままに強い手ぶれ補正がついた世界初のカメラになっています。
イメージセンサーも普通の一眼レフの上位機種より大きなサイズを採用しているのにもかかわらず、一眼レフの入門モデルくらいのサイズしかないので持ち歩きも楽々です。
別売りのマウントコンバーターを使えばAPS-Cのレンズも使えるので、レンズの種類にも困ることがありません。(もちろん画質は下がりますが)
と断言しちゃうくらいこのカメラに惚れ込んでしまいました。
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私はボディとレンズをバラバラに買うのではなく、レンズが一緒になったレンズキットを購入しました。
標準ズームレンズなので近くを撮ったり遠くの景色を撮影するのはちょっと難しいけれど、とっても使いやすくてきれいに撮れるレンズなので重宝しています。
今持っているレンズはこれだけなのですが、これからさらにたくさんのレンズを集めていけたらいいなーと思っています。
SONYα7Ⅱの機能面でわかったこと
ボタン一つで操作が完結する!
SONYα7Ⅱを買ってみて一番最初に驚いたのは、カメラを操作するボタンがとっても多いこと!
今まで使っていたキャノンの一眼レフはコンパクトで手が小さい私にはぴったりだったのですが、欠点は『操作ボタンが少ないこと』でした。
操作ボタンが少ないカメラはいちいちメニュー画面を読み込んだ上で設定を変えなくてはいけません。
と悩んでいたので、SONYα7Ⅱに切り替えてからそのストレスがゼロになりました。
電子ファインダーを覗きながらカメラの設定をいじっても、すぐに設定結果が反映されるから自分の思ったような写真がそのまま撮れるのはびっくりでした。
ボタンもそれぞれ自分で後からカスタマイズできるのも◎
私はこの機能に気がついたのがずっと後だったので、基本的にもともと割り当てられていた機能を使っています。
何も入ってない場所にスマホリモートシャッター機能とデジタルズーム機能を割り当てています。
カメラ本体に内蔵されているデジタルズームが使いやすい
デジタルズームはカメラの中でトリミングズームするもので、スマホカメラやコンパクトデジタルカメラによく使われている機能です。
使えば使うほど画質が悪くなってしまうという欠点がありますが、そこはフルサイズのミラーレス一眼レフです。
デジタルズームは最大4倍までズームできますが、私はあえて2倍までの高画質デジタルズームを使っています。
カメラと一緒に同梱されていた標準レンズを使っている人もデジタルズームを使えばある程度補うことができるので、小さいレンズを使いたい、単焦点レンズでズームしたいというときに使うとGOOD!
設定はメニュー画面から操作する必要がありますが、カスタマイズボタンに入れておけばボタン一つで操作することができるので機能に組み込んでおくのがおすすめです。
スマホリモートシャッターがとっても便利
ソニーから出されているスマホアプリ【PlayMemories Mobile】はカメラ本体に内蔵されているWi-Fiで画像を転送するだけでなく、スマホでリモート撮影をすることができます。
スマホの画面を見ながら最適な写真を撮ることができるので、ミニ三脚を持ってカフェで一人で撮影するときもとっても便利です。
特に私は一人で行動する機会がとても多いのでこの機能に頼りっぱなしです。
タイマーも最大2秒まで設定することができるので、安心して撮影することができます。
いや、悲しいです。
SONYα7Ⅱの画質面でわかったこと
発色がはっきりしてる
ソニーのカメラを使うのがこれが初めてだった私。
カメラ会社各社の写りの違いなんてあまり気にしていなかったけれど、ソニーのカメラを使い始めてわかったのは『発色がはっきりしていること』。
赤なら赤が、青なら青がしっかりと出てくれるので紅葉の写真や、コスモスなど色がはっきりしたものを撮るのが得意なカメラです。
できあがった写真を見てもきれいに撮ってくれるというよりは、見たものをそのまま撮るカメラに近い気がしました。
私は個人的に色が出ている方が好きなのでビビッドモードを使うことが多いですが、人によって好き好みがあるので薄めに設定したい人はきちんとカスタマイズしてあげることをおすすめします。
オートフォーカスがよく間違う
これは私の撮影技術が低いせいがあるのかもしれません。
それを抜いてもオートフォーカスがあまり効かないときがあるのは事実です。
という一人漫才をしているときが多々あります。
キャノンのカメラを使っていたときはそんなことが一切なかったのでびっくりしてますが慣れたらなんとかなっているのでそこまで気になってはいません。
気になってはいないのですが、この仕様はどこからくるものなのか知りたいものです…。
電子ファインダーとモニターから見える景色が同じ
電子ファインダーを使うのが今回が初めてだったのでどうやって使うのかドキドキしてたのですが、センサーで感知して勝手に切り替わるのでびっくりました。
そしてもっとびっくりしたのがその正確さです。
背面モニターから見た景色と、電子ファインダーから覗いた景色がほとんど変わらないことにびっくりしました。
私はよくホワイトバランスや露出をいじって撮影することが多いので、そのままの景色が見えるよりカスタマイズした状態で撮影したいと思う派です。
電子ファインダーから見た景色もモニターから見た景色も変わらないことの良さを改めて実感しています。
最近はそんな悩みに苦しんでいるところです。
Sony α7ⅱのその他の面でわかったこと
持ち歩きをするフルサイズカメラとしては最高
私がSONYα7Ⅱを買った一番の理由は『持ち歩きしても疲れないくらい軽くてコンパクトで高画質なカメラ』が欲しかったからです。
そんな安易な理由で選んだSONYα7Ⅱですが、重たくないので歩いて移動していてもほとんど疲れることがありません。
ボタンもカメラを構えたままで操作することができるところにボタンがあるので、ストレスゼロで撮影することができます。
やっぱりバッテリーは切れやすい
どのミラーレスカメラにしてもバッテリー問題から逃れることはできないとは思いますが、それはSONYα7Ⅱでも拭うことはできません。
そんなカメラがSONYα7Ⅱ。
ちょっとしたカフェの写真を撮るだとか、近所を散歩するくらいであればバッテリーの心配をする必要はありませんが、旅行であったりたくさん枚数を撮りたいというときは替えのバッテリーを買った方が絶対にいいです。
またカメラ本体を購入したときはUSBケーブルしか付属されていないので、バッテリーを直接コンセントから充電したいという人はバッテリーチャージャー付きのバッテリーを購入することをおすすめします。
こちらにリンクを貼っておくので、ご入用の方はぜひ使ってみてくださいね。
SONYα7Ⅱの初期設定がちょっぴりめんどくさい
カメラ本体のアップデートやネットワーク接続はUSBケーブルから直接ダウンロードする方法とWi-Fiをつないでカメラ単体でアップデートする方法の2種類を選択することができます。
なんて思った私はカメラ単体でダウンロードする方法を選んだのですが、今考えればそっちの方がめんどくさかったです。
Wi-Fiの設定をするのもそうですが、ネットワークに接続したあとソニーのサイトにログインする際に必要なメールアドレスやパスワードなどもすべてカメラから手打ちしなければいけないのがとっても大変。(2回目のログインはメールアドレスは保存することができます)
スマホやパソコンのようにワンタッチで一文字が打てるようにできているわけでもないので、一つ一つカメラのカーソルを使って打ち込んでいくのはなかなかに時間がかかりました。
若干トラウマになりました。
SONYのフルサイズミラーレスを買うならキャッシュバックキャンペーンを狙おう!
半年間SONYα7Ⅱを使ってきて散々文句もたれてみたものの、やっぱりいいカメラだな〜と思ってしまうのがカメラ愛なのでしょうか。
カメラは道具の一つなので合う合わないをきちんと見極めて買わないといけないもの。
SONYα7Ⅱは私にとって最高の相棒で、本当に買ってよかったなと思っています。
この記事を読んでSONYα7Ⅱを買うのに迷っているという方の背中を押せるような記事になっていれば幸いです。
ソニーの公式サイトでは2018年1月12日までキャッシュバックキャンペーンもやっているので、要チェックです。
キットレンズも対象になっています。
新品であればどこで買っても、キャッシュバックの対象になるのでこの機会にぜひ購入してみるのはいかがでしょうか?