こんにちは、沙矢佳(@a_n_koll)です。
みなさんは、きれいな写真を撮るアシスタントに必要なカメラアクセサリーをしっかり用意していますか?
普通の写真に光量をプラスするストロボや、カメラを持ちやすくするバッテリーグリップ…いろんな種類のアクセサリーがありますよね。
その中でも重要度一位二位を争うのが、『三脚』です。
三脚はブレない写真を撮るために必要なだけではなく、夜景やイルミネーションといった暗所でも大活躍します!
特に秋から冬にかけて空がとてもきれいに見えるから、三脚はこの時期がくるまでにはぜひ持っておきたいアイテムです。
今回は三脚初心者でもわかりやすい選び方厳選した5つのポイントからご紹介していきます。
またオススメの三脚についてもお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
- 1 【三脚を選ぶポイント1】自分の目の高さまで伸ばすことができるタイプを選ぶ
- 2 【三脚を選ぶポイント2】アルミとカーボン、用途に合わせて2種類の材質から選択する
- 3 【三脚を選ぶポイント3】耐荷重が超えるものはNG!必ずカメラとレンズの重さをチェックする
- 4 【三脚を選ぶポイント4】自由雲台と3way雲台のメリットデメリットを知る
- 5 【三脚を選ぶポイント5】三脚から取り外しができて指先で取り付けられるクイックシューかどうか確認する
- 6 リーズナブルな三脚ならアマゾンで1番売れてる『HAKUBA 4段三脚 W-312』がオススメ!
- 7 初心者向けの三脚にぴったり!『SLIK 三脚 GX6400』はスタンダードで使いやすいモデル
- 8 重たいカメラやレンズを使っている人はコレ!『K&F Concept KF-TM2324』は頑丈で旅行用にも◎
- 9 初心者向けのカーボン三脚はコンパクトで持ち歩きも便利な『Fotopro X-Aircross1』で決まり!
- 10 長く大切に使いたいなら『Manfrotto Befreeアドバンス カーボンMKBFRTC4-BH』一択!イタリア製のおしゃれなデザインもGOOD
- 11 私が三脚を選ぶ基準は『新しくカメラやレンズを買ってもそのまま使えるかどうか』
【三脚を選ぶポイント1】自分の目の高さまで伸ばすことができるタイプを選ぶ
まず最初に三脚を選ぶときのポイントは、三脚の全長を確認すること!
三脚には足を伸ばさないまま広げる最低高(一番低い高さ)と、足を伸ばした最大の長さの全高という数値(cm)があります。
最低高を使うことで下から上にレンズを向けて撮影するローアングルという撮影ができたり、背の低くて写真が撮りにくいお花などの写真を撮るのが楽になります。
全高は三脚によってそれぞれ決まっていて、なるべく目の視線の高さ(アイレベル)まであると写真が撮りやすくなります。
高ければいいといって自分の身長より高いものを購入しても、シャッターボタンが押せなくなってしまい不安定な体勢で写真を撮ることになってしまうので逆に危険になってしまいます。
最低高は低いほどバリエーションがある写真を撮ることができますが、全高は自分の身長に合わせたサイズを選びましょう。
なるべくエレベーターを使わなくても身長に届くタイプを選ぼう
【三脚を選ぶポイント2】アルミとカーボン、用途に合わせて2種類の材質から選択する
次に選ぶのは、三脚の材質です。
三脚に使われる主な材質は、アルミとカーボンの2種類があります。
アルミ製の三脚は1万円以下のリーズナブルな価格で手に入ることが多く、初心者向けの三脚はほとんどのものがアルミ製といっても過言ではありません。
最近では軽量アルミという普通のアルミよりも重量を軽くしたモデルも発売されているので、歩くことが多い人は軽量アルミのモデルを使うと重さが軽減できます。
それに対してカーボン製の三脚はアルミ製の三脚よりも価格は高くなりますが、頑丈でとても軽いのでトラベル三脚によく使われています。
また雪の降る寒いところでも使うことができるので、アルミ製の三脚よりも使用範囲が広いのが特徴です。
子どもの運動会やちょっとした撮影にはアルミ製のものを、長距離を歩くことが確定しているときはカーボン製の三脚を使うなど使い分けをするのもオススメです。
カメラ女子には軽くて持ち歩きがしやすいカーボン製の三脚がオススメ!
【三脚を選ぶポイント3】耐荷重が超えるものはNG!必ずカメラとレンズの重さをチェックする
3つ目に注意するポイントは、三脚の耐荷重です。
耐荷重はカメラとレンズを足した重量の限度を示す言葉で、ここが安い三脚と高い三脚の大きな違いになります。
安い三脚は耐荷重が1kgほどしかないため小型の一眼レフに標準レンズといった組み合わせや、小型のミラーレスカメラしか装着することができません。
耐荷重を超えたカメラをつけると、転倒のリスクが高まり三脚が壊れる原因にもなります。
長い目で見ると耐荷重はゆとりを持った高い三脚を購入する方が、買い直しがないため逆に安く済ませられることも。
事前にカメラとレンズの重量を計ってから、三脚を選ぶとミスマッチがなくなりますよ。
少しゆとりを持たせた三脚を選ぶと安心して使えますよ!
【三脚を選ぶポイント4】自由雲台と3way雲台のメリットデメリットを知る
次に三脚を選ぶポイントは、三脚の上部についている雲台のタイプを選ぶことです。
雲台は三脚の上に取り付けて、カメラの角度や向きを変えるときに使うとても大事な部分のこと。
写真撮影に使われる雲台は大きく分けて、自由雲台と3way雲台の2種類があります。
自由雲台はコンパクトでかさばらないため、トラベル三脚によく使われています。
どの方向にもカメラを動かすことができるので、バリエーション豊かな写真を撮ることができます。
その分構図の微調整が苦手で、最初のうちはなかなか調整をするのが難しいかもしれません。
それに対して3way雲台は独立した2つのハンドルがついているため、初心者でも扱いやすいモデルが多いです。
自由雲台とは違いハンドルで操作するぶん、構図の微調整も得意で景色の撮影にも向いています。
ただどうしてもハンドルがある関係上持ち歩きは不便になってしまうので、室内や決まった構図しか撮らないと言うところで使うのがオススメです。
【三脚を選ぶポイント5】三脚から取り外しができて指先で取り付けられるクイックシューかどうか確認する
最後にチェックしたいのは、カメラを三脚に取り付けるときの方式です。
カメラにそのまま取り付けるタイプの直付け方式と、三脚から自由に取り外しができるクイックシュー方式の2種類があります。
直付け方式はカメラが安定して落下の心配が少ない分、自由に取り外しをすることができないためいちいち外さなければなりません。
クイックシュー方式だといつでも取り外しができ、クイックシューをつけたまま手持ちで撮影することもできます。
ですが稀にクイックシューの連結部分が甘いものがあったりして、落下の原因にも繋がりやすいので事前に安全確認をしっかりする必要があります。
またクイックシューも指先で取り付けができるものと、コインなどの側面を利用して取り付けるものの2つが存在します。
後ろから指で取り付けられるものを選ぶと取り外しが簡単でオススメです。
クイックシュータイプのものは、取り外しが簡単な分シュー部分をなくしやすいので注意しましょう。
リーズナブルな三脚ならアマゾンで1番売れてる『HAKUBA 4段三脚 W-312』がオススメ!
まず最初にご紹介するのは『HAKUBA 4段三脚 W-312』という三脚です。
この三脚はAmazon限定で発売されている三脚で、アマゾンで一番売れている三脚になっています。
なんといっても魅力はその価格。
1470円(2020年9月現在)という破格のお値段で発売されているんです!
雲台タイプは3way雲台になっているから初心者でも扱いやすく、専用の三脚ケースもついているので持ち運びも楽々です。
クイックシュータイプなので、三脚を取り出してサッと取り付けられるのも嬉しい。
全高が128cm、耐荷重が1.1kgとなっているのであまり重たいカメラは付けられませんが、初めての三脚として一つ持っておくととても便利ですよ。
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初心者向けの三脚にぴったり!『SLIK 三脚 GX6400』はスタンダードで使いやすいモデル
次にご紹介するのは、『SLIK 三脚 GX6400』という三脚です。
スリックは日本の三脚メーカーで、その信頼性からプロも使っている人も多いほど!
中でもGX6400は初心者にも使いやすい設計になっていて、先ほどご紹介したHAKUBAの2番目に売れているモデルになっています。
この三脚の特徴は何と言っても、バランスが取れた設計になっていること。
全高は154cmで、耐荷重も1.5kgまでなので先ほどよりも余裕がある作りになっています。
景色を撮りにいくときのお供にもいいし、家族写真を撮るときにも使えるとてもスタンダードな三脚になっています。
初めての三脚にぴったりだよ
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重たいカメラやレンズを使っている人はコレ!『K&F Concept KF-TM2324』は頑丈で旅行用にも◎
3つ目にご紹介するのは、『K&F Concept KF-TM2324』という三脚です。
K&F Conceptはマウントアダプターやストロボを発売している会社で、三脚にも力を入れているカメラアクセサリーメーカーです。
この三脚は自由雲台を採用しているため、上部がとてもコンパクト!
折りたたんだときもわずか46cmととてもコンパクトになっているので、旅行用としても実力を発揮します。
全高は156cmまで伸ばすことができ、最低高も41cmと幅広い写真が撮れるのも魅力です。
また耐荷重はなんと8kgまで耐えられるので、重たいカメラやレンズを使っている人も安心して使うことができますよ。
旅の一枚にも役立ちます
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初心者向けのカーボン三脚はコンパクトで持ち歩きも便利な『Fotopro X-Aircross1』で決まり!
次にご紹介するのは、『Fotopro X-Aircross1』という三脚です。
先ほどからご紹介してきた三脚は全てアルミ製でしたが、やはり重たい三脚は持ちたくないという人も多いはず。
そんな人は背伸びしてカーボン三脚を購入するのをオススメします。
『Fotopro X-Aircross1』は軽さと持ち運びのしやすさを重視した三脚になっていて、カーボン三脚の中でもリーズナブルな価格になっているのがポイントです。
脚は握ってひねるだけで出てくる『インナーロックシステム』を採用しているから、その場でスッと三脚を立ち上げられるところも魅力です。
重さは0.82kgで耐荷重が2.5kgなので、使用用途もぐっと広まります。
カーボン三脚を試してみたいという方は、ぜひ購入してみてください。
この三脚はリーズナブルに買えるのでオススメです!
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長く大切に使いたいなら『Manfrotto Befreeアドバンス カーボンMKBFRTC4-BH』一択!イタリア製のおしゃれなデザインもGOOD
最後に紹介するのは、『Manfrotto Befreeアドバンス カーボンMKBFRTC4-BH』というカーボン三脚です。
マンフロットはイタリアの有名な三脚メーカーで、プロからも愛されているとても有名なブランドです。
その中でもトラベル三脚として有名な、Befreeシリーズのカーボン三脚をご紹介していきます。
全高150cm、折り畳んだときは41cmというとてもコンパクトなマンフロットの三脚は、普段使いにも旅行にも持ち歩くことができます。
通常トラベル三脚は耐荷重が少ないものが多いのですが、この三脚は耐荷重が8kgまで耐えられるようになっています。
他のアルミ製の三脚やカーボン三脚よりも価格は張りますが、それだけの機能性と頑丈さを持っている三脚です。
買い直しの手間も省けるから、お財布にも優しいよ!
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私が三脚を選ぶ基準は『新しくカメラやレンズを買ってもそのまま使えるかどうか』
ここまでいろんな三脚をご紹介してきましたが、ここで私なりの三脚を選ぶ基準をお話ししていきます。
耐荷重や材質など選ぶときのポイントは先ほどお話ししました。
カメラにあった三脚を使うのは当然のことですが、それ以上に私は『新しくカメラやレンズを購入してもそのまま三脚を使うことができるのか』という所に視点を当てています。
安い三脚は手軽に手に入れられるぶん、耐荷重が低めに設定されているのでカメラをグレードアップしたときに三脚が使えなくなってしまうことがあります。
また広角レンズや望遠レンズはレンズ自体が重たくて大きいものが多いので、軽々と対荷重を超えてしまいます。
そうなると最初から価格が高くても耐荷重がある程度耐えられるものを一つ持っておく方が得策です。
これは私なりの意見ではありますが、少し頭に置いて三脚を選んでいくと長く使うことができるのかなと思っています。
この記事があなたの三脚選びの参考になれば幸いです。
Have a happy camelife!
今回この記事で紹介した三脚まとめ